セミナーを主催していただいた所のスタッフの方から
先日こんなメールが届きました。
メールの内容をそのまま掲載してもいいという事なので
そのまま紹介させて頂きます。
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岡本先生
あけましておめでとうございます。
●●●●●●●●●●の●●●●●です。
年末には、メールにて、そして、お年始の年賀状も頂きまして、
本当に有難うございました。
●月●日に、先生に講演会をしていただいてから、
こちらの方から、メールをさせて頂きたいと思っていたのに、
今になってしまいました。大変申し訳ございません。
皆さん、「今回の講演会は、とっても良かった」
(今回というのが・・・主催者としては気になりますが・・・笑)
と、とても喜んで頂きました。本当に有難うございました。
先生を、●●駅にお迎えに行って、先生と僅かな時間では
ございましたが、お話をさせて頂いて私の中に、『岡本先生は、
どうしてこんなに心が温かいひとなんだろう』という思いがありました。
単に、お優しいというだけではなく・・・
そんな思いを持ちながら、先生の講演会をお聴きしました。
それで、あ~やっぱりと思ったのです。
講演会の中で、先生が脳幹出血という大変な病気をされた
という話でした。
自分は、生かされたんだ、何のために生き残ったのか、その意味は・・・
だから、人のために(幸せになってもらうために)・・・何かをしようという
思いから始まったという話をお伺いしたところです。
私も、20年前に、パニック障害を起こし、今は見てのとおりなのですが、
異常に緊張するという症状だけが残ってしまっております。
なので、普通は、講師の先生にはじめてお会いすると緊張してしまう
のですが、先生の温かさで緊張せずにおれました。本当に有難う
ございました。
私も、この病気になった意味を考えて・・・そして、それを受け入れて
くれる多くの仲間にとても有り難く思いながら、何か、自分にも
お返し出来ることは無いかなと、毎日生活をし仕事をしています。
ここからは、個人的なご紹介なのですが・・・
私は、そんな思いの中で、色々な方の講演会を、個人的によく
聞きいっているのですが、先生に、ご紹介したい方がおられます。
石川県の養護学校の教諭の山元加津子さんです。
ご存知かもしれませんね・・・
山元先生は、養護学校の生徒さんたちを、それはそれは心から
愛しておられます。先生というより、お友達として、接しておられる、
心に垣根の無い方です。
あるとき、雪絵ちゃん(筋肉が動かなくなる病気を持っておられました)
という生徒さんに出逢われて、体が辛い雪絵ちゃんに何か元気になる
お話をしてと、お願いされ、1/4の奇跡という話をされます。
内容は、下のアドレスで立ち読みコーナーがあります
http://www.sinkan.jp/special/1over4/index.html
そして、雪絵ちゃんと、この話・・・障害も大切な役割を持っている。
みんなひとりひとりが大事という事を世の中に伝えてほしいと
お願いされたまま、雪絵ちゃんは亡くなり、日本中を講演されるように
なりました。
でも、山元先生は、とっても方向音痴で重い荷物もさげれません。
そこで、同僚の宮田さんが、いつも、講演会に行かれる時は一緒に
お手伝いをされてました。
ところが、一昨年、宮田さんが脳幹出血で倒れられたのです。
脳幹出血は、100人の内4人しか、機能がもどらないのだそうです。
(先生はよくご存知だと思いますが・・・)
そこから、山元先生の奮闘がはじまりました。
お医者さまからは、一生植物状態だと言われていたのに、
刺激を与え続けて、どんどん出来ることが増えてきました。
今では、意思伝達装置により、意思の疎通も出来るように
なってきています。
毎日、私の携帯にも、日々の様子が送られてきています。
『宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと』
という、メルマガになってます。
この中で、意思伝達が出来る方法があることを、より多くのひとに
知ってもらおうという取り組みをされています。
知らないというだけで、意思が伝えられない・・・そんなことを
少しでも無くすように・・・
実際、このメルマガをきっかけに、何十年も意思を伝えられなかった
方々が、意思疎通できるようになられています。
それは、瞬きであったり、指の立て方であったり・・・
もし、よかったら、先生にも一度見て頂けたらと思い、
メールさせて頂きました。
http://itijikurin.blog65.fc2.com/
お忙しいのに、長々と、メールして申し訳ございません。
私の力は、本当に微力です。
でも、ご縁のある方・・・その方のご縁のある方のご縁のある方が、
もし必要とされていたら・・・と思うと、少しでも、多くの方に知って
頂きたいと思いました。
上のサイトの中に、おはなしだいすきと言うのがありますが、
色々な意思伝達の方法が書かれてあります。
と言っても、このようなメールを書くのは、先生がはじめてです。
先生なら、私のこんな拙い思いをご理解して頂けるんじゃないかと思い、
勝手ではございますが、お伝えさせて頂こうと思いました。
仕事以外のことで、長々と申し訳ございません。
先生の、ご健康とお幸せを、心から、お祈りしております。
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私も3年前に脳幹出血を起こし、もう少し出血量が多ければ
宮田さんと同じ様な状態になっていたと思います。
幸いにして出血量が少なかった為、今では普通に生活できる様にまで
なったのですが、そんな私がお手伝いできるのは、多くの人に伝えること。
もしこのブログを読んで共感していただけるのであれば、お知り合いの方に
ブログやツイッターなんでも結構なので紹介して下さい。
このブログがきっかけで、知らないが為に意思を伝えれない人が
一人でも減ればこれほど嬉しい事はありません。