2007年8月29日
「現場・現物・現実の三つの現を重視する」
(現場に行く・現物(現状)を知る・現実的である)
私がHONDAの広告を作っているときに
よく聞かされた言葉。
これが私の広告作りの原点である。
だから、私がセミナーをやる時には必ず
アンケートを取っている。
昔、あるHONDAの軽を
広告でもっと売れないかと考え
ディーラー(現場)に行った。
そこでトップ営業マンに聞いてみた。
「この新型軽のメーカの一押しは女性に気に入られる色ですが
売りは、やっぱり女性に気に入られる色ですか?」
営業マンは言った。
「色は二の次ですよ。ドアを開け閉めするだけです。
ドアを開け閉めした音が他の軽とは全然違うんです。
親御さんは軽は事故したときに危ないんじゃないかと
思っているんです。 だからHONDAの軽は、
しっかり作っているというのを 教えてあげるだけで、
多少高くても売れるんです」
この言葉を聞いたとき、やっぱり三現主義って
大事なんだと思った。
一生、「現場・現物・現実」を重視するコンサルタントで
ありたいと思う。
広告代理店で広告を作成する前に!でおなじみの
販促コンサルタントの岡本達彦でした